TSK 東西商工協同組合

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主役は実習生!!

実習生の声

実習生コミュニケーション

2019年 の実習生コミュニケーション
2019年10月24日

ミャンマー技能実習生 現地採用面接

2019年9月上旬、弊組合として初めてのミャンマーでの技能実習生現地採用面接に同行致しました。 ■シェダゴン・パゴタ(ミャンマー)
ヤンゴン入りした当日は、激しいスコールに見舞われ、予定していた市内視察は断念しました。(雨季の末期にもかかわらず、滞在中は連日雨が降り通しでした。)翌日は、企業様も参加しての面接となり、8名の候補者から3名の合格者を選抜しました。候補者は、統一された服装で、髪もきちんと束ね、大変礼儀正しい印象でした。また、事前のテスト(IQ、クレぺリン、計算、適性)の結果についても、予想以上の好成績の方ばかりでした。 半日かけて面接・選抜を無事に終え、入国後の実習の内容や待遇などを詳しく説明しました。そして、翌日、合格者のうちの2名の家庭を訪問しました。1件目の合格者の家は、ヤンゴンから車で3時間ほどのイラワジ地域にありました。 雨季の最中ということもあり、途中の田舎では多くの場所で冠水しており、道路も未舗装路が続きます。(後日ネットで確認すると、イラワジ地域は7月末に大規模な洪水・地滑りに見舞われ、死者117名、避難者160万人の被災者が出ていました。)高床式のヤシで屋根を作った家が多く見られ、係留されている質素なボートが交通手段になっているようで、電気も通っていない、上下水道も整備されていない家も見受けられました。家の前から釣り糸を垂れている姿も見られ、地域全体が水浸し状態ですが、それを楽しんでいる前向きな姿勢も感じられました。

到着した合格者の実家は、町の中にあり、父親が米の卸売りをしているという家庭へ訪問しました。 ご両親を始め、ご家族と面談し、和やかな時間を過ごせ、父親は、大の親日家で、妹(高校生)も日本に行かせる予定にしているとの事で、会話に花が咲きました。
続いて、2件目の合格者の実家は、ご両親が水タバコの販売をしており、家はヤンゴン市内のアパートでした。もともとは持ち家に住んでいたそうですが、子供たち(娘二人)の教育費に充てるため売却したとの事で、教育熱心さがうかがえました。古い建物ですが、中心部に近く交通の便もよく、満足しているとの事でした。
初めてのミャンマーでの面接に同行させて頂き、候補者の質の高さに驚かされました。まだまだミャンマーでは一定レベル以上の家庭環境にある人が候補者であると痛感しました。親日家が多く、礼儀正しさも持ち合わせている印象があり、今後ますます実習生の数が増えるのではと期待されます。

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