2018年6月17日(日)、東京都江東区青海の日本科学未来館に於いて、全国ビジネスサポート協同組合連合会（NBCC）主催の全国外国人技能実習生日本語弁論大会（東京会場）が開催されました。 当日は、受入企業、組合職員、技能実習生合せて300名近い参加があり、21名実習生がスピーチを発表しました。 公益財団法人　国際研修協力機構　田中常務理事　をはじめとする来賓の方々のごあいさつの後、一般社団法人　全国日本語学校連合会　理事長　荒木幹光氏、独立行政法人　国際協力機構　青年海外協力隊技術補完研修講師　花　曉川　氏、全国ビジネスサポート協同組合連合会　会長　高山　泰氏の3名の審査委員の前で、総勢21名の実習生たちが思い思いのテーマで、堂々と日本語のスピーチを披露しました。当組合からは10名の実習生が発表を行い、そのうち3名が上位入賞を果たしました。入賞者は次の通りです。
 

■最優秀賞　ター・ティ・フォン・ガーさん（I株式会社様）

 

■優秀賞　ブイ・ティ・トゥイさん（T株式会社様）

 

■優良賞　ブイ・ティ・ビック・リエウさん（株式会社O様）

  年々発表者のスキルが上がってきているこの弁論大会ですが、今回は特に誰が入賞してもおかしくないハイレベルな大会でした。その中で、最優秀賞を獲得したガーさんは、「時間が大切」というテーマで、「時間は誰にでも平等に与えられるもだが、貯めておくことが出来ないもの。だから時間を大切にしましょう。」と訴え、聞く人の共感を呼びました。 また、審査を待つ間、壇上では、沖縄の伝統芸能が披露され、伝統的な踊りを場内一体となって踊るなどして、和やかな雰囲気となりました。その後、昨年12月の日本語能力試験でN1、N2を取得した実習生が壇上で表彰されました。特にN1取得者は、当組合の株式会社M様の実習生　朱　揚惠さんが今回唯一のN1合格者として、壇上に上がり日本語で堂々と挨拶をしました。
 

◆N1合格者　朱　揚惠さん（株式会社M様）

 

弁論大会終了後は、恒例となったレストランシーガルに場所を移して懇親会を開催し、食事とジャンケンゲームなどで大いに盛り上がりました。