平成29年6月18日(日)日本科学未来館・未来館ホールにて第11回全国外国人技能実習生日本語弁論大会東京大会(主催:全国ビジネスサポート協同組合連合会)が開催され、総勢21名の外国人技能実習生が日本語で弁論発表を行い、日々の勉強の成果を発揮しました。
弁論者の内訳はベトナム人11人、中国人5名、フィリピン人2名、タイ人2名、ミャンマー人1名で、民族衣装や和装を着て発表する実習生もおり、華やかで国際色豊かなものになりました。弁論の内容は、日本語の勉強、実習で学んだこと、日本の生活での感動、自身の夢や信念など様々なテーマに渡りました。緊張して言葉に詰まる実習生に対しては観客席から応援の声がかけられ、豊かな表情や大きなジェスチャーに笑いや共感が起こったりと、日本人にはない視点や体験は、人々の心を惹きつけました。
審査委員長の一般社団法人全国日本語学校連合会理事長・荒木幹光先生の講評によると、弁論がそれぞれ素晴らしかったので甲乙つけがたく、最後はわずかな発音の差で賞が決定されたとのことです。弊組合からは、合計11名 (ベトナム7名、フィリピン2名、中国1名、ミャンマー1名)の実習生が発表を行い、その内、5名が入賞いたしました。
当日の模様はYouTubeの東西商工協同組合チャンネルにアップしておりますので、実習生の日頃の成果を是非ご覧ください。
URL:https://www.youtube.com/user/TSK9321
本大会には中華人民共和国日本国大使館一等書記官の黄錦龍氏と在日ベトナム大使館一等書記官のファン・チュン・ホァン氏がそれぞれ来場され、来賓としてご挨拶をいただきました。また審査時間を利用して日本語能力試験合格者23名の表彰も行われ、弊組合の実習生で優良賞を獲得したQUANさんは表彰者唯一のN2合格者としてインタビューを受けました。
弁論大会終了後、場所をタイム24ビル11階のレストラン「シーガル」に移して交流会が行われ、食事を取りながらテーブルを囲んで企業の皆様、実習生、組合職員が和気藹々と交流を深めることができました。
最後に景品をかけてじゃんけん大会では、ひと勝負ごとに実習生の大歓声が沸き起こり、大いに盛り上がって、すべてのプログラムを終了いたしました。